夢
小さな幼い息子が運動会で走っている。
転んで頭を打ってしまった…
そしてその子が、
いつの間にか私の手を取って、私達は歩き出した
大きなビルの中に、もう一人幼い息子が遊んでいる。
その子とも手を繋いでまた歩き出した。
この子達は頭に障害があるのが分かっている。
暫く歩くと
また幼い男の子が手を繋いできた。
その子も私の息子だった。
その子もまた将来頭に障害が起こる事はわかっている。
その三人の息子達と歩いている私は
とても楽しく嬉しく何の心配もない。
ただただ息子達が可愛い
三人で笑って歌いながら歩いている
ビルの中を歩いていると曲がり角で見知った女性とすれ違う。
挨拶を交わして通り過ぎる時に
その女性が息子達を見て意味深な笑顔を向ける
三人の息子達は将来障害者として生きていかなければならない
その現実をその女性の笑顔からはっと気がつく……
そこで目が覚めた
はあ、夢かあ
夢の中の私はとても幸せだったなあ。
でもどうもうなされていたようです。
恐ろしい夢だったのかしら?
でも夢の中の私は心うきうきだったし…
この夢は何を意味してるのかしら?
あの女性は誰?
私の息子は障害を持っています。
彼の障害が発覚してから25年
確かに棘の道でした。
障害イコール全てが不幸ではないと思いながら
心から苦しみは消えませんでした。
息子が障害を持ったのは主人のせいだ、と最初は思い、
それはやがて自分のせいだと自分を責めていくようになりました。
自分の心の矛盾と葛藤と戦いながら障害と戦いながらの生活でした。
彼の障害は私にとっての苦しみでもありました。
生活は大変なことは否めません。
普通の生活は営めないし、常に神経を集中していないと大変なことになります。
大変さ、面倒、辛さと共に生活は続いていきました。
その生活はいつしか日常になっていっていつしか普段は忘れてますが、
それでも、ふと過去を振り返った時に様々な後悔と悔しさがよみがえるのです。
やがて主人とのことで私は心を病んでいきます。
そんな私が元気になったのは
私にとってはリコネクション®でした。
あれから数年
私の魂は喜びに変わっていきました。
夢の中では障害を持った息子が三人もいるのにとても幸せでした。
三人の息子という意味は、それだけ重い病状だったからでしょうか?
でも、確かに息子からもらった恩恵は数え切れません。
苦しくて可哀そうでそんな息子がとても大事でした。
だから今は
普通に幸せを素直に感じることができます。
夢に出てきた女性は私自身だったのかも知れません。
こんなだったら、リコネクションを知った時に、もっと早くにセッションを
受けていたら人生違っていたかもしれないなあ
なんて目が覚めた余韻の中で考えていました。