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自分応援私ストーリー第二弾

今回は自分史ストーリーを手直し
しながら綴っております。

以前タスクに入れて載せた物に
手を加えてまいります。
(現在タスクは載せてありません)
よろしかったらお付き合いくださいませ。

前回【27話】では

4悪の1人Kさんのお父様が亡くなられ

たことで、私の父への反抗も少し和らいだ

のですが、結局は卒業まで続いていた事

をお話ししました。

「思春期の反抗は結局卒業まで

続いたのでした。」

で終わりました。

【28話】

高校2年の夏休みの頃でしたか、

男の先生が転勤でいらっしゃいました。

加藤剛とエルビスプレスリーを

足して割ったような端正な顔立ちで、

しかも

アメリカ留学から帰ってきたばかりの

ピシッとした英語担当の先生でした。

女子校ですからねえ(笑)

身近に男性が居ないので

その先生はあっという間に

人気の的になりました。

その先生の時間になると黒板は

綺麗になるし、チョークもきちんと

揃って、教壇も磨かれる……

よくあるパターンですね(笑)

みんな挙って先生にアピール

したものでした

発音が綺麗で、授業もアメリカの話し

が入ったりで楽しくクラス全体が

毎回盛り上がっていました。

私は何とか先生に自分を覚えて貰いたくて

皆んなにならい授業の前には黒板を吹き

黒板拭きを叩いてましたっけ。

それだけじゃ駄目かなと思い、発音を

綺麗にしたくて、田崎清忠先生の

レコードシート付きの英会話通信

シリーズを母に頼んで

取ってもらいました。

確か初級英会話6回シリーズだったと

思います。

それを続けて行くうちに発音だけは

良くなっていったようです。

授業中で発音を褒められたのです。

もう嬉しくて嬉しくて飛び上がる程でした。

その英語の成績だけは良かったです。

他の教科ももう少し勉強すれば成績は

違ったかもしれませんね。

先生への憧れは残念ながら本気で好きに

なるというものではなかったけれど

当時はとてもとても大好きな憧れの先生

で夢中でした。

その熱も一時的なものだったようで、

3年生の時の中学の同級会の後で

段々色あせていったのでした。

〜続く〜