自分応援私ストーリー

前回【28話】は

アメリカ留学から帰られ転勤されてきた

先生。端正なお顔の先生に憧れたお話し

でした。

でもそれも乙女の恋心に終わりました。

「その熱も一時的なものだったようで、

3年生の時の中学の同級会の後で

段々色あせていったのでした。」

で終わってます。

前回の記事はこちらからどうぞ

【29話】

高校3年にもなると男女交際している

クラスメートが何人かいて、その話しを

聞くのが面白い年頃でした。

私のように先生に夢中になってる女子は

まだまだ純真そのもので、恋心とか男心

とか、わからない時でした。

勿論「性」に関しても全く無知で、

今のお嬢様等に笑われてしまうん

でしょうが、何にも知らなかったん

ですよ(笑)

幼友達と、

「子供ってどうしたらできるんだろうね」

「手をつないだらできるのかな?」

て、真剣に話してたんですから(笑)

男性に関しては全く無知でしたね。

で、その男女交際してる女子が男子を

虜にする方法を教えてくれたのですが、

「男の人のあれをチラッとみるのよ。」

「あれって?」

「だからあれよ!」

「????」

「だからさ、男の人の体の真ん中辺を見るの!」

「真ん中辺に何かあるの?」

…………………

(笑)(笑)(笑)

信じられますか?

可愛いもんでしょ?

私が17ー8歳の頃はこんなに純真な

乙女だったのですよ。

3年生になって少し暖かくなった頃

中学の同窓会がありました。

私は母に買ってもらった薄いブルーの

ワンピースを着て参加。

どんな内容だったか、楽しかったのか

つまらなかったのか覚えてないのです。

当時住んでいた国鉄アパート群の中の、

隣のアパートに住んでる男子と一緒に

帰ってきた事だけ覚えてるんです

その男子もそういえば中学2年か3年

の時に転校してきた人でした。

私は転校生に縁があるのかな(笑)

痛い思い出の②と③でお話しした方々も

転校生でしたし(笑)

話が逸れてしまいましたすみません。

で、その一緒に帰った男子を

T君と呼びます。

同窓会から暫くしたある日私に

手紙が届きました。

それはいわゆる

ラブレターというものでした❤️

中学の時は自分の容姿に自信なく

自分はモテないと思っていたのですが

意外と私を好きになってくれる男子が

いたんです。

高校の時も知らない所で私を好きに

なってくれた他の学校の男子とか…

私のモテ期だったみたいです。

なんて(笑)

でも、男性の真ん中辺の事はずっと

知らない私でした。

~続く~