自分応援私ストーリー第二弾

今回は自分史ストーリーを手直し
しながら綴っております。

以前タスクに入れて載せた物に
手を加えてまいります。
(現在タスクは載せてありません)
よろしかったらお付き合いくださいませ。

【20話】では

1年の中間試験でとった成績が散々で

卓球部の仲間が皆んな頭が良くて志望校が

県立の上位の学校だと知った私は

卓球も強く頭の良い同じクラスだったAさんと

成績を競い、少しずつ成績を上げていくのですが

彼女を超すことは出来なかった。

でも、高校は志望校に入れたという話しでした。

「おかげで、志望校に入ることが

できたのでした。」

で終わっています。

【21話】

さあ

「痛い話し②」になりました。

悔恨と、自分自身の至らない性格、

全て落ち込んでしまう程痛い中学の

取り戻せない過去のお話しです。

中学に入学してしばらく経った頃

小学校が立て直され

国鉄グランドのプレハブ教室はいつの

まにか取り壊されていました。

その後にはまた国鉄アパートが立ち並び

ちょとした団地軍団のようでした。

(この写真はイメージです。

よく似ていたので選びました)

私の家族はピンクのアパートからその

新しいアパートに引っ越していました。

妹はそこから新しい校舎の小学校に

通ってました。

私は自分の勉強に忙しく妹との繋がりは

殆どなく、妹は妹私は私、年の離れた妹と

遊んであげたりすることはありませんでした。

子供が初めて持つ人とのコミュニケーション

は家族です。

私の場合、母は別にして、

父とのこと小学校の時のトラウマが

友達とのコミュニケーションで時として

影響が現れることがあったのです。

それを実感することになるのでした。

自分で勝手にそう思っているのかも

知れません。

自分の行動を父のせいにして

逃げてるのかも…

ーーーーーー

学校では、

仲の良いお友達は沢山いました。

卓球部、クラスでも、喧嘩することなく

席が近くなると仲良くなって席が離れると

其々他と仲良くなったり。

前回の記事で登場した

勉強の友のAさんはクラスの中で

グループができて、その中心にいました

私はその中には入りませんでしたが、

特に羨ましいとは思いませんでした。

2年生から持上がりで3年生になった時

転校生がやってきました。

転校生はそれまで何人か来ましたが、

その子は特別でした。

背が高く美人で、頭が良くて…

クラスだけでなく、他のクラスの男子が

見に来る程目立つ存在になったんです。

彼女を仮にBさんとしますね。

Bさんは何故か私と仲良くなりました。

3年になって勉強を頑張りながらも

Bさんとは家が同じアパート群の中だった

せいか、一緒に帰ったりして、急激に親しく

なっていきました。

彼女と親しくしたかった人は沢山いたと

思います。

でも、積極的に近づいてくる彼女と一番

親しかったのは私になったんです。

連休には彼女のお婆さんの家に一緒に

泊まりに連れて行ってもらい

田舎だけど旧家の広い家で、自由に

遊ばせてもらったりと

何ヶ月かは夢のように楽しい日々が

続きました。

仲の良い姉妹のようでした。

ところがその関係が壊れてしまう

時が来たのです。

遠足の時か、課外活動の時だったか

よく覚えてません。

生徒達が其々別れてお昼を食べ

始めました。

一緒に食べるはずのBさんが、

ほかの女子と食べてるのです。

面白くない私は、Bさんに酷いこと

を言ってしまったんです。

お説教をするとか、まるで自分の

所有物に言うような酷い言葉だった

と思います。

考えなくふっと口から出た言葉でした。

この私の言った言葉に逆切れした

Bさんは怒ってしまい

そこで、絶交となったのでした!

今思い出したのですが、確か交換日記も

やっていたんでした。

私は泣きながらその日記を破り捨て

てしまいました。

その後はその時彼女と一緒にいた女子が

彼女の親しい友達になったのでした。

まるで失恋したかのような出来事でした。

Bさんは今度はその時の女子と急激に

親しくなっていったのです。

親友を失った、自分の言葉で…

それは本当に自分に対する悔しさと

取り返しのつかないことをしたという

無念さを経験した初めての出来事でした。

結局彼女は一緒に卒業する事なくまた

転校していったように記憶してます。

ほんの数ヶ月の間の出来事でしたが、

私の心は深く傷ついたのでした。

でも、結局Bさんも私の言葉で傷ついて

いたんだと今だからわかるのですが、

父への愛情飢餓が時としてあんな形で

他人にも出てしまったのかとも思うのです。

なんていうのか、自分でもコントロール

できない感情でしたね。

友を自分の言葉で失ってしまった青春の

いやまだ青春にもなっていない

中学生のサナギの状態で抜け落ちて

しまったような苦い苦い思い出です。

「もう友達なんて信じない!」

周りのクラスメート達は私とBさん

とのことどう思っていたのでしょう?

慰めてくれる子もいて、B子さんと

仲良くし始めた女子を悪くいうのです。

悔しさから私も同調したこともありました

それも嫌だったんですけどね。

愛されたいという飢餓は親だけでなく

友人にも欲して、それが叶わないと

思ってもいないことを言ってしまう。

そして失ってしまったのでした。

長くなってしまいましたが、

最後まで読んで頂き有難うございます。

痛い、いえ、痛くさせてしまった、

私の性格の弱さのお話しがもう

一つあるのですが

次回にお話しさせていただきます。

〜続く〜