私ストーリー


【18話】は、卓球クラブに入部したところから恋話

に行ってしまいました。

あの頃はまだ恋に恋する可愛い恋でした。

なのでプレ初恋としました。

本気で好きになったのは、中学三年の時

委員会で一緒になった他のクラスの男子

でした。

気さくで優しくて端正な顔立ちで、廊下で

すれ違うと挨拶を交わすそんなたわいの

ない事が嬉しいでした。

前回の時忘れていたのですが、彼は

フェンシングクラブで、白のユニホームが

似合って格好よかったのです。

3年になり、体育館の仕切りが無くなり、

本来の体育館として使用できるように

なると、同じ時間に、同じ体育館の中で

向こうはフェンシング、私は卓球と練習

する日があって、そんな日は練習にも

熱が入ったものでした。

そう言えば左利きだったかな?

こうやって書いているうちに色々

思い出してきますね。本当に懐かしい

どうして亡くなっちゃったんでしよう。

「それから高校卒業して短大に行く

まで誰かを好きになることはありま

せんでした。」

で終わってます。

【19話】

前回はクラブ活動で卓球クラブに入部

した事を話しました。

うちの学校は女子も男子も強く、

女子は2年生だけなのに、大会では

優勝するほどでした。

今でこそ、卓球はメジャーなスポーツで

昔卓球やっていたというとすご^い!

とか言われますけど

当時は根暗なスポーツと言われて

いたんですよ。

だから若い頃は卓球やってたことは

あまり言いませんでしたね。

今の卓球の選手のラケットはシェーク

といってボールを打つところが丸く、

表裏両方使えるものですね。

今は使ってる人いないのかな?

私の頃はペンといって四角くて

ラバーは片面だけで、持ち方も違う

ラケットが主流でした。

でも、うちの学校はシェークを使ってる

人が皆んな強かったんです。

私はペンでした。シェークかペンか決め

られる試験の時にペンと言われたんです。

実はその時はシェークが何となくいやだった

のでペンと言われてホッとしたのですが。

今の卓球のラケット事情はわかりませんが、

シェークが有利ですね。

シェークのカットマンってわかります?

今のようにスピードと展開が早くなく

殆どをカットで打ち返していくやり方を

する人のことです。

途中からそれに憧れ先生に言って

みたのですが、ペンで頑張りなさい

と言われてしまったのです。

ペンは私ともう1人しかいなかった

からです。

もう1人のペンの人は本当に上手で

強くて可愛くて、3年生にお兄ちゃんがいて

(勿論、苗字の一文字で憧れごっこ

やった中に入ってました)

私とは雲泥の差でした。

私は弱い選手でしたので、試合の時は

ダブルスには出させてもらえましたが、

1人対戦は殆ど無かったように思います。

1年の時の担任が卓球クラブの

顧問の先生で試合の時は真剣に

メンバーを決めるのですが、一度だけ

最後の1人対戦に当てられた時

がありました。

いつもは最後まで行かずに

勝ち越すのですが、その時は最後の

私の番まで来てしまったのです。

先生は気が気でなかったでしょうね(笑)

最後デュースで決戦の末勝ったんです!

私も勿論先生も大喜びでしたっけ。

危なかっしい選手生活でしたが、

毎日の練習が、習慣化されていたので

嫌だとかいう思いはなく、惰性で

続けていたように思います。

それに、クラブの女子が皆んなで

仲が良かったからだと思います。

その中で、特別にシェークを使って

強い女子がいました。

お母様も卓球をやっていて、小さい頃

からお母様と練習してきたという、

根っからの卓球女子。

2年3年と同じクラスだった彼女は

頭も良くて明るくて、性格が良くて

恰好よくて男子にもモテてたんじゃないかな?

そういうヒーロー的な存在て

必ずいますよね。

彼女もそういう存在でした。

でも偉ぶらずクラスでも人気ものでした。

私は高校1年で卓球はやめたんですが、

彼女はずっと続けていて、後にお互い

結婚して、子供の学校のPTAの卓球の

試合で偶然出会うことになるのです。

次回はその彼女とのこと、

クラス友達とのけんか、別れ話、

痛い思い出を綴りたいと思います。

~続く~

投稿者

管理人 magos333

コメントを残す