私ストーリー前回【1話】は

生まれたばかりなのに

おしめを替えてもらえず

ほったらかしにされてしまった私

これが我が人生初めての試練

だったのかも知れません。(笑)

で終わっていました。

さて今日はどんな展開になるのでしょう

【2話】

高貴な名前?

生まれたその日の夜おしめを

替えてもらえなかった私ですが、

名前だけはちゃんと神様にお尋ね

してつけてもらったんです。

母の実家のお隣さんは、

神様を祀ってお祈りしてる家で

玄関にはしめ縄に紙垂がぶら下がっ

ていたのを覚えています。

神様

中にいる人も、いつも白装束で、

子供心に畏敬の念を抱いてました。

私が物心ついた頃にもまだ

その家はありました。

何かの宗教だったのか何か

良くわかりませんが、霊能者さん

がいらしたのでしょうか?

それとも占い師だったのか、

母は神さんと言ってました。

母の実家へ遊びに行くと太鼓や

鈴の音が時々聞こえました。

怖さ半分興味半分で聞き入って

いたのを思い出しました。

その神さまにお尋ねして

つけて頂いたのが

「雅子」

という名前だったのです。

結婚しても良妻賢母で幸せに

なると字画も良い名前なんですって。

だから今の皇后さまが結婚される時

同じ名前の雅子というのが、

何とも誇らしく思ったものです。

でも、

雅子様も私も原因は全く違いますが、

精神的に辛い時期を持ってしまった

点は残念なことでした。

今の私が幸せである様に雅子様にも

よりお幸せになって頂きたいものです。

皇后になられてからは精力的に公務を

こなされているようですね。

雅子の名前自体は画数が良いので

皇室に入られて「雅子」となられたのは

良かったのです。

私は旧姓との画数でつけて頂いた

ようですが

名前はどんな名前であってもその後の

生き方が大事なので

私のようにいい加減なところがある私。

よく言えば呑気なのでしょうが、

やはり自分の自覚がもっとあれば

その後の人生は違っていたのかも

知れませんね。

名前で嫌な思いをしたのが

自分の名前で最初にいやな思いを

したのは物心ついた頃でした。

物心ついた頃私は自分のことを

「まこちゃん」

と言ってたのでした。

3才か4才の頃は国鉄の寮といって

中庭のあるロの字型の木造の建物で

二階建ての中に各部屋に家族が住み

台所トイレは共同のアパートに

住んでいました。

昔の建物ですがイメージ的にこんな

感じです。

建物の壁がこのように古びた木造

コンクリートの建物がまだまだ少ない

時代でした。

沢山の家族が住んでいるので

子供達はいつも賑やかに廊下を走ったり

中庭で遊んだりしてました。

私も男の子も女の子も皆んな一緒に

遊びに加わっていたのですが、

ある日「まこちゃんも!」と言ったら

男の子に

「ヒェー!自分のことまこちゃんだってさ」

と言われてしまったのです。

グッと泣くのをこらえたのを

覚えてます。

それからはまこちゃんとは

言わなくなった私でした。

小さい時は気が強かったんですね。

だからでしょうか?

私は雅子という名前があまり

好きではありませんでした。

名前が変えられるなら

小百合がいいなあと思って

いたのでした。

折角神様につけて頂いた名前なのに

罰当たりですね(笑)

~続く~