私ストーリの今日はいよいよ

本番の第1話です。

前回【プロローグ】では

私ストーリーを書くことに

しましたがまずは私の両親の

出会いを母から聞いた話しから

書きました。

病院での出産ではなくまだまだ

自宅出産の時代でした。

で終わってましたね。

  

前回のお話はこちら

【1話】

昭和28年1月22日

私は母の実家で生まれました。

まだ、お産は家でお産婆さんを

呼んで家族総出でお湯を沸かしたり…

そんな時代だったのですね。

私が生まれた日、母はそんなに

体力のある方でなかったので

相当疲れていたようです。

母の姉の家族が近くにいて家族皆が

風邪で具合悪くなったからと

祖母が夜からそちらへ看病に行った

んだそうです。

母は初産で、産後の疲れもそのまま

でしたが、祖母が

「行ってくるけどいいか?」

に素直に従ったんですね。

考えてみると祖母も凄い人ですね。

母の出産の手伝いでかなり疲れて

いたと思うのですが…

頼もしい祖母でした。

そんな訳で生まれてすぐに私は

母と二人ぼっちになったのでした。

祖父や父もたぶん居たのでしょうが

夜中の授乳の時の話なんでしょうね。

なんとか授乳をしたのはいいけれど

おしめを替えようとしたら

やっぱり体はきついのと

私があまりに小さく足が細くて

触るのが怖かったんだそうです。

それで、祖母が帰るまでおしめを

変えられなくてそのままにしてたら

……

お尻から何から青く浴衣の模様がついて

しまってて真っ青になっててさ。

と、私に笑いながら話してくれました。

昔のおしめは大抵浴衣をほどいて

作り直してるから、染の浴衣だと

おしめの色は青かったりします。

だれの浴衣をほどいてくれたんだろう。

とか、

おしりはうんちまみれだったのかな~

泣いても替えてもらえなかったんだね

でもなんかわかる気がするな~(笑)

長女を生んだ時初めておしめを替える

時怖かったですもの。

おしめ、今は紙おむつ使い捨てで

便利になりましたね。

おしめ代大変だけど、洗わなくて

いいんですものね。

私が生まれたのが1月の寒〜い時

洗濯機なんか勿論ない時代です。

祖母がお湯をを沸かして私のおしめを

たらいで洗濯板にごしごしやってる姿を

想像すると大変だったろうな、て思います。

私も孫が生まれるとその度に娘と孫の

世話をしてきましたが、おしめの洗濯が

ないだけ楽でしたね。

私が娘達を産んだ頃は布おしめでしたが、

洗剤に付けといてあとは洗濯機で洗って

干せばよかったので、

私が生まれた頃に比べたら随分楽に

なってはいたんでしょうが、

おしめはやっぱり大変でしたね(笑)

生まれたばかりなのに

おしめを替えてもらえず

ほったらかしにされてしまった私

これが我が人生初めての試練

だったのかも知れません。(笑)

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