咳が続くのでお医者さんへ行ってきました。
その待合室での出来事
5-6人の患者さんが待っていました。
受付の方からお年寄りの声が聞こえてきました。
「私の血圧の薬の名前、何ですの?じや忘れないように書いておいて下さいね。」
随分高飛車に仰ってる声でした。
そして待合室の椅子に座られました。
すると突然!
「あなた!何ですか?そのボロボロの洋服」
とそのお年寄りが叫んでるんです。
驚いて見ると、
隣に座っている若い女性が、穴の空いたジーパンを履いてるのを咎めているのです。
「そんなボロボロの服を着るのではありません、日本人はボロの服を着る民族ではありませんよ。おやめなさい。」
確かにボロボロのジーンズを履いてますが全然不潔ではなく、穴の開き方はわざとの今流行りのファッションなんです。
クラッシュジーンズと言ってわざと穴を開けてるのが格好いいんです。
それが今どきのファッションなんです。
その女性は隣に居た堪れず、席を変えたら追い討ちをかけるように
「わたくしはね、イギリスに住んでいたことがあるんですけど、あんなボロを着てたら相手にされませんよ。ひどすぎるわ。」
今度は反対側に座ったお年寄りに話しかけてます。
お隣の方が困ってファッションなんですよという言葉を全く介せず誇ったように回りを見回してらっしゃいます。
あなたならこんな時どうしますか?
若者に臆せず良し悪しを語るのは素晴らしい
でも、行き過ぎはやっぱり良くないと思いませんか?
何も悪い事をしていない女性を、しかも具合悪くて来てる医者の待合室で、自分の主観で咎めるのはNGだと思いませんか?
確かにその方はかなりのお年のようですが、高級そうな品の良いブレザーとズボン、中にはボータイのブラウスを着こなしていらっしゃいます。
時代と共にファッションも変わっていくのです。
私も切れたらつぎはぎする仕方を家庭科で習った時代の人間です。
破れたジーンズを履いてるのを見た時はびっくりしたものです。
でもそれが今の流行りならそれもいいんだと思うんです。
クラッシュジーンズが、ファッションがどうのこうのではなく、
具合の悪い人を面前で咎める行為が問題と思うのです。
悪いことを注意できること、それを面前できちんと言える大人が少なくなりました。
それは寂しいことです。
「日本人はボロを着る民族ではありません」
素晴らしい愛国心です。
でもちょっと違いますよね。
クラッシュジーンズはボロではないんですよとお話しすれば良かったんですかね。
診察が終わって出てきたら診察室の前に先ほどの女性が座ってたので、気にすることないわよ。て話しかけたら穏やかに「大丈夫ですよ。」と仰ってました。
きっとあのお年寄りは寂しいんですね。
ご自分では気が付いていないけれど。
それとも認知症…
お年を召しているけれどこんな人にリコネクティブ・ヒーリング受けてもらいたいなあ
と思ってしまいました。
「私はヒーリングなんて受けるような民族ではありません!」と言われてしまうかな
そんな風に感じたお医者さんでの出来事でした。
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